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　関西高速鉄道は、２０２０年度の発注の見通しを公表。なにわ筋線の建設に関連し、新たに設ける中之島駅部と西本町駅部の土木工事を一般競争入札（総合評価落札方式）で第２四半期に発注する他、南海新難波分岐トンネルと千日前通シールドトンネル、南海新難波駅部とパークス通りシールドトンネルの２件は技術提案・交渉方式（ＥＣＩ）を予定。公募型プロポーザルで第２四半期に発注する。コンサル業務では福島南シールドトンネル他土木詳細設計を一般競争入札（総合評価落札方式）で第３四半期に外注する。
　中之島駅部（大阪市北区中之島４丁目他）と西本町駅部（大阪市西区阿波２丁目他）は、開削工と駅部躯体工を行う。工期は約５年を見込む。
　ＥＣＩ方式の２件は開削工とシールドトンネルの設計への技術協力と工事を行う。阪神高速道路高架部など既存のインフラ構造物との近接施工になるため同方式を採用するもようだ。技術協力に約半年、工事に約７年をかける。
　福島南シールドトンネル他土木詳細設計は中之島駅〜西本町駅間のシールドトンネルの詳細設計。履行期間は約２年の予定。

提供：建通新聞社