輪之内町は、大吉新田地内に計画する防災拠点施設整備について施設の全体整備計画を早ければ5月中に委託する。
同事業の整備予定地は揖斐川左岸の県道232号今尾大垣線に隣接する面積約5・5fの敷地。現在国土交通省が盛土を行っており夏ごろに最終の仕上げに着手し2020年度内に完了する予定だ。盛土完了後の天端面積は約3・9fとなる見通し。
防災拠点として災害発生時の住民の避難場所と一時避難場所としての機能を持たせるとともに水防倉庫や緊急時の会議室などを備えた施設の整備を予定している。20年度に行う整備計画策定業務の中で施設に盛り込む機能や大まかな施設面積などを検討する。
また町は敷地周辺の道路や水路、上下水道、電気設備などのインフラ整備計画の内容を19年度にまとめた。委託先は大日コンサルタント(岐阜市)。
町は20年度当初予算に策定費として297万円を計上した。21年度以降の予定は今のところ決まっていない。
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建通新聞社