アイホン(名古屋市中区新栄町1ノ1)は、新本社建設に向け、熱田区の土地と建物を取得した。新本社建設の設計者、施工者は現段階では未定で、今後選定し決めるとしている。着工は早くとも1年後になるとみられる。
取得したのは熱田区の敷地4930平方b。具体的な住所と取引先、取得価額は非公表とした。
同社は、新本社の規模について「現段階では未定」としているものの、本社機能の他、開発センター(熱田区神野町2ノ18)の機能を盛り込む考えを明らかにした。今後、取得した既設建築物を取り壊して新本社を建設する。同所の入居者が退去するのは1〜2年先となるもようで、工事はこれ以降になりそうだ。
新本社建設後の開発センターの活用方法については現時点では未定。今後、有効活用に向けて検討していく。
同社は、これまでに本社建設用地として中村区名駅南の土地を取得していたが建築計画が難航。今回の熱田区の用地は、より建築の条件が適していたため取得。これに伴い、当初、建設地としていた中村区名駅南の土地2960平方bについては売却した。売却価格と取引先は非公表としている。
提供:建通新聞社