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建通新聞社(東京)
2020/04/02

【東京】京急連立 着工へ事業認可

 京浜急行本線(都市高速道路京浜急行電鉄湘南線)の連続立体交差事業が着工に向けて動き出す。都建設局は4月1日付で国土交通省から都市計画事業の認可を得た。泉岳寺〜新馬場駅間の延長約1・7`区間を連続立体交差化し、3カ所の踏切を除却する。今後、用地補償説明会と工事説明会を実施した後に工事に着手する。事業期間は2029年度までを見込む。事業費は1247億円。
 泉岳寺駅付近(港区高輪2丁目)から新馬場駅(品川区下品川2丁目)までの区間を連続立体交差化する。品川駅から北品川駅付近にある▽品川第一▽品川第二▽北品川第一―の“開かずの踏切”を解消する。
 構造は、起点から延長0・4`を地下・掘割、品川駅手前から同駅を通過するまでの0・3`を地平、品川駅通過後から北品川駅までの延長1・0`を高架にする。
 標準幅員は、地下が9〜17b、地平部が17〜28b、品川駅部が25〜39b、高架部が11b、北品川駅部が11〜25b。品川駅には、上り2編成と下り2編成の計4編成の車両が止まれるよう島式ホーム2面4線を整備する。北品川駅の北側には駅前広場を設ける。

提供:建通新聞社