トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2020/03/31

【滋賀】彦根市 野田沼地区の農業排水路改修

 彦根市の南部域に位置する野田沼地区では、老朽化に伴う農業排水路の改修工事が県営事業で計画されており、令和4年度(2022年度)の新規事業採択に向け、新年度から事業計画の策定業務や測量・土質調査が、地元の彦根市の主動でスタートする。
 彦根市の新年度当初予算には、農業排水路管理事業で事業認可に向けた計画策定業務委託費2400万円が新規に予算計上された。さらに、計画策定に係わる国庫補助の内示を受け、前倒しで今年度の補正予算(2月補正の追加分)で測量および土質調査費1000万円を新規に予算化した。
 事業を管轄する市の産業部農林水産課では、県(湖東農業農村振興事務所田園振興課)をはじめ、農政局など関係機関との協議・調整等を図りながら、入札等で担当コンサル業者を決め、計画策定業務や測量および土質調査などのコンサル業務を開始する方針。
 今回、計画されている野田沼地区の農業排水路改修事業(彦根市甘呂町・日夏町・須越町地先)は、今年5月末までの工期で現在整備中(安食川2期地区排水路第1工事/施工・谷庄建設梶jの安食川の分流施設「八坂放水路」を、経年劣化により改修整備するもの。
 八坂放水路は、一級河川「安食川」が下流域で分かれて一級河川「江面川(えづらがわ)」と接続間でL約1000bの農業排水路。新年度に彦根市が、老朽化対策を目的とした計画業務(コンサル業務)に取り組み、22年度の新規県営事業の事業採択を目指す。

提供:滋賀産業新聞