高梁市は、平成30年7月豪雨で被災した斎場の移転整備を復興計画に盛り込んでいる。2020年度は移転候補地の選定などの調査検討を内部で進める方針。
市の斎場(段町745ノ1)は7月豪雨で地下と1階が水没したが、現在は復旧している。今後も豪雨災害の発生が予想されることから、浸水被害を回避するため移転を検討している。復興計画には19〜20年度に調査研究を行い、21年度以降に移転整備する計画。事業費は10億5700万円としている。
現斎場は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約700平方b。火葬炉は4基。葬儀場や霊安室、和室などを配置している。移転後の新斎場も同程度の規模を想定している。
「提供:建通新聞社」