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　岡山市は、老朽化が激しい岡山学校給食センターの移転新築を計画しており、ＰＦＩ事業導入可能性調査をエイト日本技術開発（岡山市北区）に委託して、効率的な施設整備や経営ノウハウの活用について調査する他、さまざまな整備方法の比較検討を進めていたが、建設候補地として海吉付近、事業方式を市が資金調達の段階で国庫補助金や起債を活用する起債活用型ＢＴＯ方式が最適との結果がまとまった。市は調査結果を踏まえて検討を進め、早期に整備方針を決める。
　給食センターの必要敷地面積は約７０００平方�bを見込んでいる。２０２２年９月をめどに移転新築する。新センターの規模は未定だが、駐車場を広く確保し、センター内の動線に配慮した施設とする方向で検討していく。
　現在の給食センターが住居地域の中区赤田地域にあるため、現地での建て替えが困難である点から移転する方針で、配送対象校の拡大を図る観点から同じ中区の調整区域である賞田付近、海吉付近のいずれかの地区を建設候補地として想定していたが、周辺環境面などから海吉付近が好ましいとの結果が出た。

「提供:建通新聞社」