県教育庁は新年度、事業費47億1440万円を投入し、県有建物長寿命化計画に基づく県立学校長寿命化対策事業を行う。同事業では、県立学校の大規模改修と外壁等改修を実施する。大規模改修は事業費12億8810万円で調査・基本設計6校32棟、実施設計11校59棟、工事5校24棟を対象に実施。外壁等改修は事業費34億2630万円を投入し、16校24棟を対象に工事を行う予定。
大規模改修の対象校は、調査・基本設計が▽行徳高校▽船橋高校▽船橋古和釜高校▽袖ケ浦特別支援学校▽千葉女子高校▽千葉西高校。実施設計は▽京葉工業高校▽大多喜高校▽千葉盲学校▽市原特別支援学校▽流山南高校▽京葉高校▽松戸六実高校▽船橋二和高校▽市原高校▽銚子商業高校海洋校舎▽薬園台高校――の11校。このうち、松戸六実高校、船橋二和高校、市原高校、銚子商業高校海洋校舎、薬園台高校の5校で工事を実施する。
工事を実施する5校の実施設計は、松戸六実高校を桑田建築設計事務所、船橋二和高校を齋藤建築設計事務所、市原高校をケイエムケイ建築事務所、銚子商業高校海洋校舎を網中建築設計事務所、薬園台高校を竹江設計事務所がそれぞれ担当。
一方、外壁等改修工事は▽若松高校▽印旛特別支援学校▽東葛飾高校▽成田西陵高校▽鎌ケ谷西高校(3棟)▽佐倉西高校(3棟)▽千城台高校▽九十九里高校▽八千代東高校▽市川昴高校(3棟)▽柏南高校▽八千代西高校(2棟)▽下総高校▽館山総合高校▽犢橋高校(2棟)▽君津高校――の16校で実施する。
実施設計は、若松高校が能城総合企画設計事務所、印旛特別支援学校がゆま空間設計、東葛飾高校が伍亜設計、成田西陵高校が高橋設計室、鎌ケ谷西高校が山岡設計事務所、佐倉西高校が海宝建築設計事務所、千城台高校が喬建築設計事務所、八千代東高校が格設計、市川昴高校ががもう設計事務所、柏南高校が晃設計事務所、八千代西高校がMOA設計事務所、下総高校が織田吉郎建築設計事務所、館山総合高校が美建設計、犢橋高校が久野敬一郎建築事務所、君津高校が日建綜合設計。
外壁等改修工事は、大規模改修の着手が2023年度以降となる施設のうち、老朽化の著しいものを対象に実施。内容は外壁・屋上防水工事、サッシ交換工事などとなる。