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建設新聞社
2020/03/26
【東北・宮城】１１０億で鹿島に決定／次世代放射光施設の基本建屋
光科学イノベーションセンター（仙台市青葉区荒巻青葉４６８番地１レジリエント社会構築イノベーションセンター５０７ 高田昌樹理事長）は、仙台市の東北大学キャンパス内における「次世代放射光施設建設工事のうち基本建屋新築工事」の施工者を鹿島に決めた。総合評価落札方式を採用した条件付一般競争入札で、２月28日に開札を実施。複数社が応札し、１１０億円で鹿島に決定した。総合評価点は非公表。予定価格は１１２億円だった。
次世代放射光施設は、極めて明るい光により物質の構造を詳細に解析する研究施設。量子科学技術研究開発機構が加速器などを整備し、光科学イノベーションセンターが建屋の整備を行う。建設場所は仙台市青葉区荒巻地内の東北大学青葉山新キャンパス内で、仙台市地下鉄東西線青葉山駅の南西側に位置する敷地約５・５㌶。造成工事は橋本店が担当。
基本建屋はＳ一部ＲＣ造地下１階地上２階建て、延べ約２万５０００平方㍍の規模。今回の工事では特別高圧受変電設備、高圧電気設備、熱源設備、外構工事を除く。工期は２０２３年３月31日までの約３年で、受電見込みは21年６月、加速器据付開始は同年10月を想定。基本・実施設計は日建設計が作成した。
なお、基本建屋と同日に公告したエネルギーサービス事業についても２月17日に開札済みで、現在は選定および契約手続きを進めているところ。この受託者は特別高圧受変電設備および高圧電気設備、熱源設備、エネルギーサービス設備監視装置の施工や、設備の監視・定期点検・運転管理等包括的サービスなどを担い、事業期間は運用開始日（21年10月予定）の15年後までを予定している。
提供：建設新聞社
次世代放射光施設は、極めて明るい光により物質の構造を詳細に解析する研究施設。量子科学技術研究開発機構が加速器などを整備し、光科学イノベーションセンターが建屋の整備を行う。建設場所は仙台市青葉区荒巻地内の東北大学青葉山新キャンパス内で、仙台市地下鉄東西線青葉山駅の南西側に位置する敷地約５・５㌶。造成工事は橋本店が担当。
基本建屋はＳ一部ＲＣ造地下１階地上２階建て、延べ約２万５０００平方㍍の規模。今回の工事では特別高圧受変電設備、高圧電気設備、熱源設備、外構工事を除く。工期は２０２３年３月31日までの約３年で、受電見込みは21年６月、加速器据付開始は同年10月を想定。基本・実施設計は日建設計が作成した。
なお、基本建屋と同日に公告したエネルギーサービス事業についても２月17日に開札済みで、現在は選定および契約手続きを進めているところ。この受託者は特別高圧受変電設備および高圧電気設備、熱源設備、エネルギーサービス設備監視装置の施工や、設備の監視・定期点検・運転管理等包括的サービスなどを担い、事業期間は運用開始日（21年10月予定）の15年後までを予定している。
提供：建設新聞社
