岐阜県立多治見病院は、新中央診療棟の建設工事について建築と機械、電気設備の3工種に分けて7月にもWTO案件の簡易型総合評価一般競争入札を公告する。
同整備に関しては、先行して西と東の立体駐車場を建設することになっている。西立体駐車場については土壌対策も含めた建設工事を進めており、8月の完成を目指している。一方、東立体駐車場については、土壌対策工事方法などを検討中で、2021年3月末の工期で進める予定でいるが、工期は流動的になるという。
こうした理由を踏まえ当初20年3月に発注するとしていた中央診療棟本体の工事について7月にも発注するとし、21年6月に着工する予定とした。
新中央診療棟の規模は、鉄骨造地下1階地上7階建て延べ約2万3000平方bで、免震構造を採用する。概算での目標事業費は、約113億8500万円となっている。
病院所在地は多治見市前畑町5ノ161。
基本・実施設計は共同建築設計事務所・熊谷設計JVが担当した。
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建通新聞社