トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社(長崎)
2020/03/25

【佐賀】県にマスク1万枚寄贈

篠原会長「立場弱い人に」 (株)篠原建設
【佐賀】県にマスク1万枚寄付
 且ツ原建設(鳥栖市、篠原隆博取締役会長)は19日、佐賀県に医療用マスク1万枚を寄贈した。贈呈式で篠原取締役会長は「購入手段を持たない人や立場の弱い人に届いてほしい」と思いを語った。
 佐賀県庁で行われた贈呈式で県健康福祉部の川久保三起子部長は「県としては医療機関や社会福祉施設など、必要なところに優先的に県の備蓄マスクを配布している。県の在庫が心細くなっていたところに1万枚ものマスクを寄贈してもらい、助かった。本当に必要としているところに行き渡るよう、大切に使わせてもらう」と感謝を述べた。
 寄贈したマスクは同社が関連事業を通じて数年前に入手したもの。新型コロナウイルス感染症に係るマスク不足が発生して以来、同社は鳥栖市、基山町、みやき町に2000枚ずつ寄贈。そのほか学校などにも提供してきた。
 篠原取締役会長は「災害協定以外にも、さまざまな形で自治体と連携、協力していけたらと考えてマスクを贈った。切実に必要としている人たちに届いてほしい」とコメントした。
 県は18日までに約5万4000枚の備蓄マスクを配布。今回の寄贈を受けて、備蓄在庫は約7万1000枚となった。
ksrogo