富山県は24日、総数2142人の4月1日付人事異動を発表した。石井隆一知事が記者会見し、「新幹線の敦賀開業・早期大阪延伸、5G利活用、移住・UIJターンの促進、観光振興などを総合的・戦略的に推進するため、重点的な人員配置を行い、大規模な異動となった」と述べた。
部長級では、特別職に準ずる新設の政策監に蔵堀祐一総合政策局長が就き、後任に柿沢昌宏同局次長を充てる。土木部長に江幡光博同部次長、農林水産部長に堀口正商工労働部次長、危機管理監に砂原賢司観光・交通振興局次長がそれぞれ昇任する。商工労働部長には布野浩久教育次長が就任し、観光・交通振興局長に中谷仁厚生部次長、生活環境文化部長に竹野博和危機管理監、厚生部長に石黒雄一人事委員会事務局長が就く。
次長級は土木部次長に上坂展弘富山土木センター所長、企業局次長に広沢久也教育企画課長を起用。上野彰港湾課長が富山土木センター所長、坂井禎富山新港管理局長が高岡土木センター所長、南理高岡農林振興センター所長が富山農林振興センター所長に昇任する。室長級では、土木部次長に市井昌彦道路課長、富山新港管理局長に荒木勝巳富山港事務所長、企業局次長・水道課長に倉田清河川課長が就き、加藤陽一都市計画課下水道班長が新川、長谷川徹氷見土木事務所長が砺波の土木センター所長となる。