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滋賀産業新聞
2020/03/24

【滋賀】守山市 守山南中学校の給食・第2体育館棟新築

 守山市は、17・18年度校舎の大規模改造工事、19年度特別教室棟の増改築工事を進めてきた古高町の守山南中学校について、20年度当初と19年度3月補正を合わせ21億5254万6千円を予算措置。うち約11億円を投じる見込みの「給食・第2体育館棟」新築は出来れば年度明け4月連休前までにも発注を公告し、入札から6月下旬の議会契約承認を目指す。入札は本体・弱電・強電・機械(厨房含む)の少なくとも4件、多ければ厨房も分離し5件。約1億円事業の「部室棟」新築は9月契約に向け別途公告で、20年度発注予定の工事案件5〜6件は全て一般競争入札となりそう。
 20年度整備する「給食・第2体育館棟」は2階に第2体育館・1階に給食施設・その他教室―を1棟に備えたRC造2階建、延1850平方b。21年度1学期と夏休みで給食シュミレーションを行い2学期から給食提供を開始するため、20年度中に竣工したい考え。実施設計は校舎棟・体育館の1期・2期大規模改造、第3期の校舎棟増改築等のいずれも担当したビルディング・コンサルタントワイズ(大津市)に別途随契で委託。
 守山南中学校は、開校後30年以上が経過し経年劣化による施設や設備の老朽化に対応するため、RC造4階建(一部2階)、延約7656平方bの校舎棟の大規模改造工事を2期に分け17年度および18年度で完了。3期で体育館およびクラブ室の大規模改造工事を行う計画だったが、市内中学校で22年度から始まる自校方式の給食に向けての調理施設や、将来的な生徒数増を見すえ補完的役割を担う第2体育館および普通教室を整備する必要が生じ計画を変更。
 19年度の第3期工事は、RC造3階建、延約1000平方bの既存特別教室棟およびCB造平屋建、約350〜400平方bの既存クラブ室を解体撤去した跡地において、RC造3階建、延約3830・5平方bに規模を拡大した「新・特別教室棟」を整備(たち建設)。
 20年度は「給食体育館棟」の発注後、別途軽量S造平屋建、約490平方bの「部室棟」新築も、夏頃をメドに一般競争入札1本で公告、9月頃契約し工期約6ヵ月で21年2月をメドに完了したい考え。なお21年度はS造平屋建(中2階)、延約1500平方b程の「既存第1体育館」の大規模改修工事を計画している。

提供:滋賀産業新聞