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　学校法人志學館学園（志賀啓一理事長）が、鹿児島市にある志學館大学の増築を計画していることが、市の第４回建築審査会で明らかになった。同審査会は17日、建築基準法第56条の２の規定に基づく日影規制による許可を同意した。　
　地番は、紫原１丁目１３０５外10筆、南郡元町１３３４−１の一部。現在あるサブ体育館を解体し建設する。建物規模はＳ造地下１階地上２階建１８９４�u。用途は、第２種中高層住居専用地域、建ぺい率60％、容積率２００％。最高高さは11・５ｍ。
　事業名は、仮称・志學館大学40周年記念館。地下にエントランス、１階に大教室（５００席）、ラウンジ、トイレなどを設ける。２階は、中央部分が吹き抜けになっており、回りにラウンジやエレベーターホールを配置する。
　記念館は、学生数の増加と大講義室やアメニティ施設を拡充することで、より安全な教育環境を確保する目的で計画された。
　大学は、２０１９年５月現在で１４０１人の学生が在籍。大学院（心理臨床学研究科）と２学部（法学部、人間関係学部）がある。