南越前町は16日、牧谷「南条SA周辺地域振興施設新築工事」を、制限付き一般競争入札(事前審査)で公告した。申請は30日まで受付。技術提案型を適用し、4月22日に開札。
建築Aで福井県内に主たる営業所を有する3者で構成のJVが対象。代表者は99年度以降において、S造またはSRC造、RC造の新築等(新築、増築、改築)の工事で、新築等に係る部分の床面積の合計が2300平方メートル以上の元請施工実績を有すること。また、代表者以外の構成員には同じく、新築等に係る部分の床面積の合計が690平方メートル以上の元請施工実績を求めている。
概要はS造地上3階建て延べ3902・08平方メートルの新築工事。設計額が10億9734万円。工期は21年3月26日まで。地域振興施設の実施設計はセンボー建築事務所が担当。
周辺地域振興施設の構想としては、デザインコンセプト「越前のよきところを『蔵』に詰めて、時を超えて前(未来)につなぐ」を基軸に、町の玄関口として「道の駅」の登録を予定している。 建設地の北側には温水プールと公園が一体となった「ウォーターランド南条」が隣接しており、今事業では併せて公園の大規模改修も実施。公園改修設計については、緑建設計が担当。施設全体と公園含め、21年の秋頃完成の見通し。総事業費としては16億8500万円を見込んでいる。