トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2020/03/17

【京都】京都府公立大学法人の第三期中期計画案 施設整備費等58・3億円見込む

 京都府立医科大学、京都府立大学を束ねる京都府公立大学法人の第三期中期計画案が16日明らかになった。
 第三期中期計画の計画期間は令和2年度〜7年度の6年間。
 施設の計画的整備として、将来を見据えた大学施設の整備計画の策定及び順次実施、老朽化対策・長寿命化対策等を計画的に実施する。主な内容は@附属病院、附属北部医療センターの高度医療への対応(メディカルセンター、SCU、HCU、ICU等の整備)、患者アメニティの向上のための改修・整備及び老朽化対策を行うとともに、加えてSociety5・0(超スマート社会)に適合した附属病院も含めた医科大学の教育・研究部門の整備を行う大学全体のキャンパス構想を策定して、計画的な整備を推進するA府立大学のキャンパス整備に関する基本計画に基づいた計画的整備を推進するB府の北山「文化と憩い」の交流構想に沿った共同体育館の早期整備を行う。
 令和2〜7年度の計画期間中の予算見込みによると、支出3037億8600万円のうち、施設整備費等は58億3000万円を見込む。
      ◇      
 京都府は、令和2年度当初予算案に京都府公立大学法人施設整備構想策定準備費、府立医科大学施設整備構想策定準備費を計上。
 京都市左京区の府立大学では、情報教育科目の新設と文理融合による学部学科再編を計画しており、令和2年度はキャンパス整備に向け検討に入る。
 京都市上京区の府立医科大学では、附属病院でAIホスピタルの調査検討を進めており、その実装についても検討を進める。