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建通新聞社四国
2020/03/17

【徳島】徳島県警 20年度営繕計画

 徳島県警察本部は、2020年度の営繕計画として、新防災センター(徳島中央警察署)施設整備を推進する他、施設防災機能強化事業で徳島板野署の電源設備等浸水対策、駐在所リフォーム整備事業で徳島中央署佐那河内村駐在所と美馬署木屋平駐在所の水回りなどの改修などを図るため、当初予算に関連事業費を盛り込んでいる。
<新防災センター(徳島中央警察署)施設等整備事業>
 治安・防災の拠点機能を発揮するため、老朽化し十分な耐震性を備えていない徳島中央署庁舎をPFI事業(BTO方式)で整備中。
 20年度事業費は、PFIに係るサービス対価に28億9078万円、埋蔵文化財調査に4200万円、建設モニタリング支援業務に941万円、維持管理・運営モニタリング支援業務に238万円、備品整備等に4000万円。21年春の供用を目指す。
<警察施設防災機能強化事業>
 南海トラフ巨大地震などに備えるため、警察署の浸水対策等を実施する。20年度は徳島板野署を対象に、中央監視盤の移設やブロワ設備の浸水対策、会議室空調設備の非常用電源対応などを実施する。20年度事業費は7352万円。上半期中には工事を発注する。
<交番・駐在所等整備事業>
 地域の警察活動拠点である駐在所施設の延命化を図り、地域の防災拠点としての機能を強化するため、駐在所リフォーム整備事業を実施する。20年度は徳島中央署佐那河内村駐在所(鉄筋コンクリート造2階建て延べ82平方b)と美馬署木屋平駐在所(木造2階建て延べ82平方b)を対象に主に防水・外壁・水回りなどの改修を図る。
 事業費は3481万円を計上。20年度に各設計を委託し、同年度中に整備する。
<その他、警察署施設の長寿命化等事業>
 警察施設の長寿命化を推進するため、必要な調査等を行う。20年度事業費は360万円。

提供:建通新聞社