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建通新聞社(中部)
2020/03/17

【愛知】名古屋造形大の新キャンパス 大林組で施工

 学校法人同朋学園(名古屋市中村区稲葉地町7ノ1)は、名古屋市北区で計画している名古屋造形大学の新キャンパス移転新築の施工者を、大林組名古屋支店(名古屋市東区)に決めた。3月13日に開催した理事会で決定した。着工は5月上旬を予定している。
 新キャンパスの計画規模は、プレキャストプレストレストコンクリート(PCaPC)造地下1階地上4階建て延べ2万1000平方b。1階の中央部に大屋根に覆われたアーケードのような大空間「アートストリート」を設ける他、市営地下鉄・名城公園駅の直上をまたぐような構造とする計画だ。
 建設地は名古屋市北区名城2ノ4ノ1他の2万0136平方b。同地は財務省東海財務局の旧城北宿舎跡地で、地下鉄名城線の名城公園駅と直結した好立地。一方、敷地の中央部が地下鉄駅直上となっている。そこで、全体的に軽い構造でかつ地下鉄駅直上をまたぐような構造とした。
 新キャンパスの完成は2022年1月末を予定。開校目標は22年4月1日としている。
 設計は同大学学長の山本理顕氏(山本理顕設計工場・横浜市中区)が担当した。

提供:建通新聞社