建設新聞社
2020/03/16
【東北・福島】福島県立医科大学が大学・病院など30棟の長寿命化計画を委託
福島県立医科大学は、WTO対象の一般競争による「建物劣化診断調査及び長寿命化計画策定業務」を10日に開札し、1億5700万円で日総建が落札した。
その他の応札者や予定価格等は非公表としている。
業務内容は、福島市光が丘1ほか地内のキャンパスで、建設から約30年以上を経過した大学や附属病院施設など計30棟の劣化診断調査を行い、長寿命化計画を策定する。
30棟の内訳は大学施設9棟、附属病院施設7棟、職員公舎13棟、託児所1棟。調査は構造体や電気、機械設備などで目視やコア抜きによるものとする。履行期限は2021年3月19日まで。
主な施設概要は次の通り(構造はRCまたはSRC造)。
▽病院本館=地下1階地上10階建て、延べ5万6282平方b▽大学2号館(臨床医学系研究棟)=地下1階地上5階建て、延べ8602平方b▽同3号館(生命科学・社会医学系研究棟)=5階建て、延べ6563平方b▽同4号館(総合科学系研究棟)=地下1階地上5階建て、延べ7197平方b▽大学5号館(実習棟ほか)=2階建て、延べ3940平方b▽大学10号館(附属研究施設)=5階建て、延べ7669平方b▽MRI棟=平屋建て、延べ2026平方b▽看護師宿舎=5階建て、延べ2979平方b▽託児所=平屋建て、延べ487平方b
提供:建設新聞社