備前市は、三石公民館と三石出張所を集約し複合化施設への改築を予定しており、早ければ4月下旬に既存施設などの解体と本体工事を発注する。2020年度の当初予算案には事業費として3億7274万円を計上している。
三石公民館(三石1010ノ1)と三石出張所(同1094)はそれぞれ老朽化が進んでおり、新耐震基準も満たしていない。両施設を取り壊し、両施設の機能を備えた複合化施設を三石出張所の跡地に建設する計画だ。
新施設は鉄筋コンクリート造平屋600平方b程度の規模で、公民館や出張所の他、多目的ホールや中央フロア、事務室などを備える。また、駐車場(約30台分)の整備も行う。完成は21年3月下旬を想定している。
基本構想はガイア(岡山市北区)。設計は黒川建築設計事務所(岡山市北区)が担当している。
なお、三石公民館については解体するか施設の一部を活用するかの協議を地元住民らと行っている状況で、結論が出れば工事に取り掛かる。
「提供:建通新聞社」