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建設経済新聞社
2020/03/11

【京都】犬川第2など雨水計画区域拡大 神足雨水ポンプ場は将来建替え 神足雨水貯留施設の設置も

 長岡京市は、公共下水道事業計画を変更する。
 今回の変更内容は、(1)(雨水計画の変更)事業計画期間をこれまでの平成35年度から令和7年度まで延伸する(2)(雨水計画区域の拡大)○犬川第1排水区の市街化区域を全域事業計画区域とするため、15・09fを追加する○新たに犬川第2排水区、犬川第3排水区及び犬川第4排水区の63・41fを追加する(3)雨水ポンプ場の追加(犬川第2排水区の下流部に神足雨水ポンプ場を位置付ける)(4)(貯留施設)神足雨水ポンプ場の補完施設として神足雨水貯留施設を設置する。
 排水面積(雨水)は479fから558fに変更する。
 今回の変更により、神足雨水ポンプ場(神足2丁目。敷地面積227u)は、下水道法上の施設として位置付ける。併せて、神足雨水ポンプ場の補完施設として同ポンプ場の北側の府道付近に神足雨水貯留施設を設置する。
 神足雨水ポンプ場のポンプ建屋はRC造平屋建、30uで昭和47年築の老朽化施設。将来は現地で建替える計画。なお長岡京市の公共施設等再編整備構想2017では「近年の集中豪雨による浸水対策のため、犬川排水区の事業認可変更を行うことにより、現在地の建屋の建替え及びポンプ能力の増強を検討し、2023年度(令和5年度)の供用開始を目指す」と方向性を示した。
 資金計画によると、令和2年度は(管渠)1億1500万円、(ポンプ場)1億円、3年度は(管渠)1億2000万円、(ポンプ場)3億円、4年度は(管渠)5億6000万円、(ポンプ場)4億円、5年度は(管渠)1億円、(ポンプ場)2億1500万円、6年度は(管渠)6億円、(ポンプ場)−、7年度は(管渠)4億5000万円、(ポンプ場)−を予定。