日本生命が、新潟市内に保有しているオフィスビル「日本生命新潟ビル」の解体工事は、大林組の施工でこのほど着工した。
対象となる既存建物(中央区東大通2丁目4―10)はSRC造地上9階地下1階建て、73年に建築。建設リサイクル法に基づく届出者は日本生命保険相互会社不動産部、工事対象床面積は1万1618・29平方メートル。順調なら、年内に地上部分の解体を終える見通しで、引き続き地下部分の解体に着手。順調なら21年春にも解体工事が完了するもよう。なお、跡地には新ビルの建設が計画されている。
新潟駅万代口周辺では駅高架化事業に合わせたオフィスビルの建替計画が複数あり、東大通1には昌商事による賃貸ビルが完成。20年のオープンを目指していたマルタケ不動産のマルタケビル建替工事はこのほど竣工した。また、近隣の万代5丁目ではアパがマンションおよびホテルの複合施設建設を計画している。