美濃加茂市は、DBO方式で整備する新古井保育園(仮称)の新築に伴う事業者を選定するプロポーザルの結果、栗山組(坂祝町)を代表とする共同事業体が契約最優先候補者に選ばれた。議会の承認後の4月に正式な契約を締結する。保守管理を含む履行期限は2030年3月末までの予定。
共同事業体は、設計と工事監理の企業と建築を担当する企業らで構成するグループとなる。整備は設計と建築、保守管理を共同事業体が行い運営は市が担当する。
共同事業体の内訳は建築主体工事を栗山組・佐伯綜合建設・ワタケン・ホームの3社JVが担当する。また設計と工事監理は大建設計(本社・岐阜市)が行い、道路設計を技研オガワ(美濃加茂市)が担当する。解体・撤去はワタケン・ホームで、保守管理は日本ガード(岐阜市)となっている。
現段階での予定としては、21年4月までに設計や各手続きを完了し、工事は21年2月に着工する。22年2月末の完成を目指す。同年4月に開園する。また古井第2保育園と別件で建て替え事業を進めている蜂屋保育園は解体撤去する。古井第1保育園については利用方針が定まっていない。
新保育園の想定規模は鉄筋コンクリート造またはそれと同等の強度を持つ構造の平屋で、面積は2694平方b未満。詳細については今後の設計で詰める。
建設地は田島町2丁目字坂下3223ノ1他で敷地面積は約7100平方b。
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建通新聞社