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　宇和島市は、川内改良住宅改築事業として５億７８６３万円を２０２０年度当初予算案に盛り込んだ。
　川内住宅や川内集会所は築40年以上が経過し老朽化が著しく耐震性も不足していることから、既存施設を解体した跡地に新住宅や集会所を整備する。既存建物の解体と新築工事は20年度を１期目とし数期に分けてを行う見通しで、全体の完成は25年度ごろを見込んでいる。既存住宅は１０８戸あり、入居者のいる住宅改築のため、住民の移動なども含め調整を図りながら一部ずつ改築する。
　新築する建物の規模は、川内集会所が鉄筋コンクリート造平屋２００平方�b程度、住宅が同造２階建て延べ６００〜８５０平方�b程度の施設を７棟80戸。解体する住宅の規模は、コンクリートブロック造２階建て延べ約90平方�bの住宅棟52棟、同造２階建て延べ約１００平方�bの店舗付き住宅棟２棟、同造平屋約７平方�bの倉庫54棟。川内集会所が鉄骨造平屋約２００平方�b。
　解体・新築設計は新企画設計（松山市）が担当。場所は川内甲１４４４ノ１。

提供：建通新聞社