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　薩摩川内市が進めるＳＳプラザせんだい（川内駅コンベンションセンター）のホテル等で構成する民間収益施設が11日、本格着工する。事業主体は、薩摩川内ＭＩＣＥのグループ会社である薩摩川内で、２０２１年８月開業を目指す。また、立体駐車場の整備もＪＲ九州等と市で台数や事業計画など具体的な検討を進めている。
　ホテルの建物規模は、Ｓ造７階建約４３８５�u。客室は72室、うちシングルが54室、ダブルとツインが各５室、デラックスツイン７室、ユニバーサル１室。名称は、仮称・Ｓ　ＣＵＢＥ　ＨＯＴＥＬ　ｂｙ　ＳＨＩＲＯＹＡＭＡ。城山ホテル鹿児島が運営アドバイザーとして参画する。
　商業施設は、レストラン（約90席）、カフェラウンジなどの多目的ルーム、商業店舗で構成。現在、店舗などは検討、交渉中。　
　駐車場は、ＳＳプラザせんだい北側に平面で設けるほか、ＪＲ九州等が開業にあわせて立体駐車場を整備する方向で検討を進めている。　
　このほか、ＳＳプラザせんだいの進捗率は、２月末現在、約35％（事業費ベース）で躯体の３、４階部分を施工中。６月ごろには躯体を終わらせ内外装に着手する。総額は42億円で、開業は21年１月を予定している。