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　倉敷市は、デザインビルド方式で実施する倉敷北児童センター・老人福祉センター西岡荘再整備事業の実施方針と要求水準書案を４〜５月に公表する。順調なら、２０２０年度６月補正予算案に事業費を計上し、７月にも入札を公告する予定。事業者の決定後、12月か来年の２月議会で承認を得て、実施設計を開始し、21年後半には倉敷北児童センターの移転・建て替えに着手する見通し。23年度中の事業完了を目指している。
　同事業は、まず老朽化と駐車場の立地に課題を抱える倉敷北児童センターを倉敷北学校給食共同調理場跡地（２３８５平方�b）に移転・建て替え、併せて駐車場も整備する。児童館機能には遊戯室や集会室、図書館、会議室などを配置。０〜１歳児向けの乳児室やほふく室、２歳児以上の保育室などの休日保育機能を備えることも検討されている。
　倉敷北児童センターの移転後、同センターの建物を西岡荘として有効活用できるようにリノベーションする。施設規模は鉄筋コンクリート造２階建て延べ５０８平方�b。新施設には管理人室や生活相談室、教養娯楽室、集会室などの他、40台程度の駐車場を確保する。
　さらに西岡荘の倉敷北児童センターへの移転後は、既存の西岡荘（鉄筋コンクリート造平屋８９３平方�b）は解体撤去する。
　デザインビルド方式で実施するためのアドバイザリー業務は地域経済研究所（大阪市中央区）が担当している。

「提供:建通新聞社」