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建通新聞社(中部)
2020/03/04

【愛知】日本セレモニー 中区栄にセレモニーホール

 西日本などで冠婚葬祭事業を営む日本セレモニー(山口県下関市王喜本町6ノ4ノ50)は、名古屋市中区栄にホール機能に重点を置いたホテルを建設する「名古屋ホテルPJT(仮称)」を進めている。着工は6月上旬を予定。施工者は「未定」としているものの、設計は清水建設一級建築士事務所(東京都中央区)が担当している。
 新築するホテルの規模は地下1階地上14階建て延べ2万1680平方b。建設地は名古屋市中区栄5ノ1501他。敷地2350平方bで、建築面積は2117平方b。駐車場は56台分を設ける。同地は「あいおいニッセイ同和損保名古屋栄ビル」と、隣地の時間貸し駐車場の跡地。
 完成は2022年6月下旬を予定している。
 新築するホテルについて同社は「詳細については答えられる段階ではない」としたが、同社が運営しているリーセントカルチャーホテル(岡山市北区)のようなホテルを想定しており、同ホテルよりも高級志向な施設を目指しているもようだ。
 リーセントカルチャーホテルは、11階建てのホテルと、教会がある2階建ての新館で構成。11階建ての建物は、1階〜6階にレストランや神殿、数室のバンケットを配置。7階〜11階がホテルで、シングルやツインの他、数室のスイートで構成している。
 同社は、中国地方や九州の他、関西や東北地方などで葬儀場や結婚式場を展開してきたが、現在のところ、東海地域(愛知、岐阜、三重、静岡)では各事業の展開はしていないもよう。今回のホテルが完成すれば、東海地域の第1号物件となりそうだ。

提供:建通新聞社