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　管内４市で構成する南薩地区衛生管理組合は２日、新クリーンセンターの施設整備・運営に関する総合評価一般競争入札の実施要領を公告した。設計・施工、運営を事業者が一括して行うＤＢＯ方式を採用し、事業期間は２０４３年度末まで。予定価格は３５３億１３３０万円に設定。代表企業は、プラント設備の設計・施工など全ての要件を満たす者とし、構成企業のうち最低１者は地元企業（４市のいずれかに本社・本店）であることを求める。企業数の上限はなし。参加表明は26日から４月１日までの期間で受け付ける。　
　同組合の構成自治体は、南さつま市、枕崎市、南九州市、日置市の４市。建設予定地は南さつま市金峰町高橋（敷地約２万４３００�u）で、焼却施設と粗大ごみ処理施設の整備・運営を行う。事業期間の内訳は、設計・施工が24年３月末、運営は44年３月末まで。　
　入札参加者の構成企業の要件は、▽建築物の設計・施工＝主たる業務を担う構成企業の１者は、建築の総合評定値が１０００点以上で、かつ同種・類似工事の実績▽プラント設備の設計・施工＝代表企業となる１者は、清掃施設工事の総合評定値１０００点以上で、02年度以降に稼働した地方公共団体の一般廃棄物処理施設（１４５ｔ／日以上かつ複数炉）の元請け実績を有する▽施設の運営＝02年度以降、ＰＦＩまたはＤＢＯ事業等による地方公共団体の一般廃棄物処理施設（１４５ｔ／日以上かつ複数炉）の運転管理実績を元請けとして有する−など。
　処理能力は、エネルギー回収型廃棄物処理施設が全連続焼却方式（ストーカ炉式）で１４５ｔ／日（72・５ｔ／日×２炉）。マテリアルリサイクル推進施設（粗大ごみ処理施設）が16ｔ／日（５時間）としている。　

■参加表明26日から　
　入札説明書等の質問は３月11日まで、参加表明は同26日〜４月１日の期間で受け付ける。以後、対面的対話を行い、提案書は６月24日〜30日に提出。８月下旬のヒアリング・審査を経て、９月中旬に落札者を決定する見通しだ。