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建通新聞社（中部）
2020/03/02
【愛知】ブラザー工業 瑞穂工場内に新社屋
ブラザー工業（名古屋市瑞穂区苗代町15ノ１）は、名古屋市瑞穂区の瑞穂工場内に新社屋を建設すると発表した。総事業費は４００億円を想定。同社は「今後、社内でプロジェクトチームを立ち上げ、新社屋の施設内容などを決めていく」としている。工事は設計・施工を一括して発注する方針。２０２１年末をめどに入札を行い、設計・施工を担当するゼネコンを決める考えだ。着工は22年６月を見込んでいる。
新施設の規模は鉄筋コンクリート造９階建て延べ約７万４０００平方㍍を計画。同社は新社屋について「高い省エネ性を確保するとともに、南海トラフ地震などに対するＢＣＰ対策として、安全な業務環境を構築する」とした。
建設地は名古屋市瑞穂区河岸町１ノ１ノ１で、瑞穂工場の中庭部分に建てる。また、敷地内に緑地を含む広場の配置を検討している。
瑞穂工場は第１～３工場などで構成。24年９月を予定している新社屋の完成後には、これらの一部を解体する予定だ。
提供：建通新聞社
