日本工業経済新聞社(群馬)
2020/02/28
【群馬】フロン回収事業協会が20年度講習会を開催
群馬県フロン回収事業協会(藤田実代表理事)と県環境保全課は25日、群馬県庁で群馬県フロン回収技術更新講習会を開催した。参加した約50人が回収作業の注意点や高圧ガス関連法などを再確認。最後に確認テストを受け、講習修了証を受け取った。
00〜14年にかけて実施した「群馬県フロン回収技術講習会修了者」制度の資格には有効期限が設定されていない。このことから有効期限を設定することを目的に行われてきた。これまでに約2400人が受講、今回の開催で、全ての対象資格者が有効期限を設定したため、20年度以降は5年に一度の更新講習が行われる。
講師は県環境保全課の金子正明補佐をはじめ、藤田テクノ(高崎市)の梅田浩明氏やヤマト(前橋市)の柳沢祥博氏、細谷工業(高崎市)の狩野博之氏が担当。冒頭、あいさつに立った金子補佐は「フロンに関する知識を正しく学びなおしていただき、適正処理に努めてほしい」と参加者に呼び掛けた。