北海道建設新聞社
2020/02/28
【北海道】深川市が新市庁舎の基本・実施設計を道日建設計に決める
深川市は、公募型プロポーザル方式で新庁舎建設の基本・実施設計の受託候補者を北海道日建設計に決めた。早ければ今週末にも随意契約を結ぶ。
2条17の17にある現庁舎は、1966年度に建設され老朽化が進んでいるほか、2014年度に実施した耐震診断でも耐震性能不足が指摘されていたことから建て替えを計画している。
基本計画によると建設地は現庁舎の敷地内で、配置については設計段階で決定する。規模は現庁舎の面積と国の基準を基に市が算定した面積の平均である延べ約6200uを基準に精査していく。概算事業費は最大で48億5000万円を試算。現段階では、設計完了後、21年の秋から冬ごろに着工し、23年度の完成を目指している。
プロポーザルには5者が参加。1月22日に参加表明書などによる第1次審査を実施し5者全てに技術提案書の提出を要請。提出期限までに1者が辞退、4者が提案書を提出した。19日にヒアリングとプレゼンテーションによる第2次審査を実施。評価点合計1600点満点のうち、1354点を獲得した北海道日建設計が最優秀提案者に選ばれた。次点は石本建築の1330・5点だった。
業務期間は21年6月18日まで。委託費は1億2491万6000円(税込み)を限度額としている。