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北陸工業新聞社
2020/02/27

【富山】総合資格富山校/合格者占有率約60%を達成/一級建築士設計製図試験/ハイレベルな講義提供 

 建設・不動産関連の資格取得スクール「総合資格学院富山校」は、2月5日に合格発表された19年度1級建築士設計製図試験において、富山県合格者占有率約60%(27人中16人合格)を達成し、県内合格者数No・1を実現した。
 高い合格実績の理由として、(1)講師が教室内を巡回し、受講生一人ひとりの手元を見ながら行うプロセス指導(2)出題者の意図を的確に読み取る、明確な手順で考える力を養成する指導(3)建築の原理・原則を体系的に身につけていく「真の建築士を育成する」指導(4)本番さながらの6・5時間で課題をこなすカリキュラム構成で合格図面を描き上げる指導―が挙げられる。講師陣も前記の指導を高い水準で実施するため、研修を定期的に受け、ハイレベルな講義を提供している。
 19年度1級建築士設計製図試験における全国の実受験者数は1万151人(県内78人)で、このうち合格者数3571人(同27人)、合格率は35・2%(同34・6%)だった(建築技術教育普及センター調べ)。
 19年度の設計製図試験の特徴としては、ランク3・4の受験生が全体の6割を占め、▽設計条件に関する基礎的な不適合▽法令への重大な不適合▽その他建築計画に基本的な問題があるもの―などで不合格となった受験生が多く、国としては、今後はさらに『建築計画の基本』について、高い知識・技能を有した建築士を輩出していきたい、という意図が読み取れると分析している。
 また、建築士試験の受験資格を緩和する「建築士法の一部を改正する法律」が18年12月14日に公布。20年度からは、新しい建築士試験がスタートする。
 同学院では、建築士法改正初年度の20年度においても、さらに合格者を輩出するべく、講習運営に取り組む方針で、惜しくも設計製図試験で不合格となった受験生向けに無料の『製図体験講座』を順次開講する。
 受講申込および問い合わせは、富山校(富山市桜木町、電話076―439―1011)まで。

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