京都市は、養正、錦林、三条・岡崎、壬生・壬生東の各市営住宅について、市営住宅団地再生事業に新規着手する。
市は、平成23年2月策定の京都市市営住宅ストック総合活用計画において、16団地を団地再生検討団地に位置付け。現在、楽只(北区)、崇仁(下京区)、八条(南区)で市営住宅団地再生事業として建替えなどを進めている。
市営住宅団地再生事業は、入居者の高齢化や入居率の低下が顕著な対象の団地において、住棟の建て替えや集約化等を行うことにより、耐震性等を向上させ、入居者の安心・安全を確保するとともに、跡地を有効活用し、地域コミュニティの活性化や地域の活力を創生するもの。
令和2年度当初予算案には事業費3億4880万円を新規計上。対象は養正(左京区)、錦林(左京区)、三条(東山区)・岡崎(左京区)、壬生(中京区)・壬生東(中京区)の各市営住宅で、令和2年度は団地再生に向けた構想策定に乗り出す。