京都府は、令和2年度から府営住宅向日台団地整備事業に着手する。当初予算案に2600万円を新規計上。測量・境界確定業務費に2270万円を充て、団地敷地の測量・境界確定を実施する。PFIアドバイザー業務委託に330万円を充て、専門的知識を有するPFIアドバイザーの助言を受け、実施方針等を策定する。
向日台団地(向日市向日町北山74他。昭和41〜42年築)は、1号棟から15号棟の計15棟(RC造5階建)で構成し管理戸数は495戸。敷地は廃止予定の向日町競輪場の西側、府道柚原向日町線の南側に位置する。面積は3・7f。用途地域は第1種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)で、高さ規制は15m第1種。
住棟配置は府道中山向日町線の東側に1〜5号棟及び9〜15棟、西側に6〜8号棟。エレベーターは15棟のうち2棟しかなく、建物の老朽化が進行している。入居率は高く、入居者の高齢化が進んでおり、かねてから抜本的な改善に向け建替えが求められていた。
これまでに京都府府営住宅向日台団地民活導入可能性調査業務を市浦ハウジング&プランニング大阪支店(大阪市北区)で実施した。