妙高市は21日、20年度当初予算案を発表した。一般会計は176億3000万円で、前年度比12・5%減。特別会計を合わせた予算総額は257億6507万4000円となり、同8・7%減となった。
一般会計の減少は、道の駅あらい整備や無線デジタル化などの大型事業完了によるもの。歳出予算の性質別内訳では、普通建設事業費が14億9379万4000円で、前年度から40・4%の大幅減。ハード事業では、第三・斐太・矢代の統合園整備に21年度までの継続費として約8億円を設定した。2カ年の建設工事に着手する。また新規事業としてテレワーク研修交流施設の整備を計画。20年度に設計、21年度の着工を目指す。
主要事業は次のとおり((新)は新規)。
▽(新)関係人口創出・拡大事業 3812万2000円(テレワーク研修施設基本・詳細設計など)
▽(新)妙高支所・妙高保健センター大規模改修事業 1520万2000円(基本・実施設計)
▽統合園園舎新設事業 2億3973万9000円(園舎等建設工事)
▽焼却施設管理運営事業 1億7908万7000円(基幹改良工事発注仕様書の作成など)
▽観光施設整備事業 3597万9000円((新)ビジターセンター周辺整備計画策定、(新)関温泉駐車場改修整備、妙高山麓トレイルコース整備)
▽道路新設改良事業 9385万4000円(道路改良8路線)
▽橋梁長寿命化事業 5615万円(橋梁点検委託41橋)
▽克雪施設整備事業 2億286万2000円(流雪溝、消雪パイプ)
▽都市計画総務費 1349万5000円(図書館等複合施設整備計画策定)
▽スポーツ施設整備事業 1億9156万2000円(新井総合公園野球場改修工事など)