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　十日町市は２０日、２０年度当初予算案を発表した。一般会計は３５８億２０００万円で、前年度比１・８％増。特別会計を合わせた予算規模は４９９億３９２０万円となり、同１・６％増えた。
　一般会計の性質別分類のうち、普通建設事業費は補助が２０億７０１６万３０００円（前年度比６・５％増）、単独が３５億５２万９０００円（同７・８％減）。簡易水道と下水道は２０年度から企業会計に移行した。
　主な内容を見ると、市内認定こども園の建替えを支援するため建設費補助金として３億１２０５万円を計上。対象は愛宕幼稚園とむつみこども園の新園舎建設と、森の保育園の旧園舎解体工事。十日町地域広域事務組合が進めるヘリコプター場外離着陸場整備には工事費２億１５７１万円を盛り込んだ。
　主要事業は次のとおり（（新）は新規事業）。
▽認定こども園の建設支援　３億１２０５万円（２園の新園舎建設費補助など）
▽（新）松代青少年研修センター改修　１億４２１０万円（インバウンドに対応した宿泊施設として整備）
▽（新）まつだいふるさと会館改修　２億１８００万円（ボイラー施設更新、地中熱・太陽光エネルギー設備の導入）
▽（新）国指定史跡「田沢・壬遺跡」の保存活用計画策定　２０６万円
▽（新）松之山体育館等施設改修　１億２６６０万円（耐震化、照明ＬＥＤ化など）
▽ヘリコプター場外離着陸場整備（十日町地域広域事務組合事業）　２億１５７１万円
▽（新）太陽光発電＋蓄電池設備導入調査　７５０万円（本庁舎や小中学校への導入調査）
▽水力発電事業　７００万円（宮中取水ダム水力発電事業の調査設計）
▽安全・安心なみちづくり　９億１８３０万円
▽橋梁・トンネル点検および道路舗装修繕　１億９４７７万円