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　福井県は２月補正予算案で、「一時集合施設等への放射線防護対策事業」に５億５９００万円を計上した。整備対象は嶺南地域の２小学校。
　原子力発電所近隣の住民らが原子力災害時に利用する一時集合施設等における放射線防護対策（大型エアーテント整備など）を支援する。
　新年度の対象は小浜市立内外海小学校、美浜町立美浜中央小学校の２カ所。ともに備蓄・資機材も整備する。
　今回の２カ所をもって、一連の放射線防護対策は完了する見込みだ。