能美市は20日、20年度当初予算案を内示した。一般会計は218億6000万円で、前年度との比較では2・8%減となった。特別会計や企業会計を含めた予算総額は、同2・7%減の397億4320万円となった。
この日の記者会見で井出敏朗市長は、予算編成方針を説明。子育て・住環境の充実や安心安全のまちづくりなど「移住定住の促進」につながる5つの柱を示した。一般会計の主な内容は次の通り。(新)は新規事業。
▽大釜屋保育園施設改修事業費 1億4900万円
▽(新)福島保育園施設整備事業 認定こども園用地取得事業費 6304万9000円
▽(新)健康福祉センター増築・改修事業費 1630万円 測量、実施設計など
▽大釜屋保育園施設改修事業費 1億2400万円
▽小中学校整備事業費 7975万4000円 トイレ洋式化など
▽総合文化会館改修事業費 5940万円
▽史跡能美古墳群保存整備事業費 1億26万円
▽スポーツ施設整備事業費 3億766万4000円
▽健康増進施設整備事業費 3億3427万6000円 クアハウス九谷改築への補助
▽合葬墓整備事業費 776万円
▽(新)泉台墓園拡張事業費 600万円