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　京都市建設局は、社会基盤を支える地域の建設業の健全な発展のため、長時間労働の是正や週休２日の確保などの課題に対する取組を加速させる。
　令和２年度当初予算案に建設業の健全な発展に向けた週休２日工事の推進として２４９０万円を新規計上した。
　令和２年度は、市発注の土木、舗装、造園工事の一部において、週休２日工事の取組を推進する。令和２年度の実施路線は５路線（西羽束師川護岸改修工事など）を予定。
　なお建設局は令和元年８月に週休２日モデル工事の試行を発表。試行にあたっては、新たに策定した「京都市建設局週休２日モデル工事試行要領」に基づき実施する。週休２日は、工事着手日から工事完成日までの期間において４週８休以上の現場閉所（降雨、降雪等による現場閉所を含む）を行ったと認められる状態とする。工期は、発注者が国土交通省のマニュアルに基づき、週休２日を前提とし、適切に設定する。工事費の一部（労務費、機械経費（賃料）、共通仮設費、現場管理費）について、週休２日の達成状況に応じた係数を掛けて補正（増額）する。発注者が受注者に対して週休２日に取り組むよう指定する旨を入札公告において明記する（発注者指定方式）。令和元年度の対象工事は、建設局が発注する工事のうち、舗装工事（Ａ等級対象）の１件。
　令和元年８月に初めての試行工事である歩道整備（その３）工事（洛西自歩55号線他）を公告し、９月開札で日新建工�梶i京都市北区）が落札した。工事概要は工事延長８５２ｍ、舗装打換え工２８９２�u、縁石工６９３ｍ、排水構造物工２５３ｍ、防根シート設置工７９７ｍ、構造物撤去工一式。工期は令和２年３月13日まで。
　また都市計画局は、令和２年度当初予算案に建設業の健全な発展に向けた週休２日工事の推進として新規に債務負担を設定。令和２年度は、市が発注する建築工事（その関連工事を含む）の一部において、週休２日工事の取組を推進する。