胎内市は19日、20年度当初予算案を発表し、一般会計に前年度比5・59%増の161億800万円を計上した。
このうち普通建設事業費は、16億8263万5000円(前年度比15・5%増)。公営企業会計では、公共下水道事業会計に18億3766万3000円、農業集落排水事業会計に11億5408万9000円、水道事業会計に10億8182万6000円、簡易水道事業会計に3億2092万7000円などを盛り込んだほか、特別会計を合わせた予算総額は、280億512万7000円(同5・16%増)となった。
井畑明彦市長は「将来にわたって持続可能な行財政運営を行うため、負担をできるだけ小さくしつつも、成長に資するものや活性化に資する事業にはしっかりと投資した予算を編成した」と力を込めた。
主要事業は次の通り。
【一般会計】
▽塩の湯温泉施設改修工事 1億円
▽塩の湯温泉施設改修工事設計委託料 800万円
▽ほっとHOT・中条太陽光発電設備設置および空調設備更新工事 1億3300万円
▽ロイヤル胎内パークホテル施設工事 2600万円
▽ロイヤル胎内パークホテル設備改修工事設計業務委託料 770万円
▽胎内スキー場施設工事 1391万4000円
▽樽ケ橋遊園施設整備工事 5億円(動物舎等北側工区の施設整備など)
▽胎内スマートIC整備に伴う市道整備工事 1億1000万円
▽胎内スマートIC整備に伴う市道整備測量設計等委託料 1500万円
▽市道関係整備工事 1億9180万円(道路改良工事4路線など)
▽市道関係整備測量設計等委託料 1300万円
▽城の山古墳整備基本計画策定委託料 330万円
▽産業文化会館空調設備更新工事等 4250万7000円
【公共下水道事業会計】
▽公共下水道事業 6571万円(浄化センター機械設備更新工事など)