福井県冷凍空調工業会(笠原宏張会長)の第48回定時総会は18日開かれ、任期満了に伴う役員改選で、笠原会長を4期目再任し、19年度事業活動報告・収支決算、および20年度事業計画・収支予算案などを慎重審議の上、原案通りすべて了承した。会場は、福井市開発のリライムで=写真。
笠原会長(66)が冒頭挨拶。「大型台風など近年の甚大な被害は、地球温暖化が原因と言っても過言ではない」と指摘し、フロン排出抑制法などの今日的な意義を指摘。その上で、工業会として「最新情報の提供や、高度な学識、技術者の育成を図る事業を展開したい」などと抱負を示した。
19年度は、技能検定実技試験の検定員派遣や、フルハーネス型安全帯の使用作業特別教育講習会、さばえ環境フェアに出展などを実施。20年度も、4月に職長教育、5月に雇入れ時教育(新人者)・KY教育、6月に砥石取り替え特別教育・特定粉塵特別教育、9月に福井県庁でパネル展、10月に研修旅行、12月に技能検定実技試験対応講習会などを予定している。
新役員の方々(敬称略)
■会長
笠原宏張 笠原冷機
■副会長
山田龍彦 第一設備工業
和田博克 北陸サーマル
■理事
青木篤子 青木設備工業
高田博文 高田冷凍工業
早瀬茂樹 北陸設備工業
重森康一 三谷設備
山根準一 山根冷機
杉原毅彦 ミュートス
■監事
山本晃平 フクシマガリレイ
(新)三觜有 昭栄商事