石川県土木部は、『ダブルラダー輝きの美知』構想に基づいて、新年度も金沢外環状道路海側幹線、のと里山海道の4車線化など、広域交流ネットワーク道路の整備を促進していく。
20年度実質当初予算案には地域高規格道路等の整備事業費として、債務を含め総額77億9161万円を盛り込んだ。
事業費の内訳は、金沢外環状道路海側幹線4期区間(金沢市大河端町〜福久町間、事業延長3・2キロ)の整備分が債務を含めて30億4770万9000円としている。
一方、のと里山海道柳田〜上棚矢駄IC間の4車線化(羽咋市柳田町〜志賀町上棚間、事業延長9・6キロ)に係る整備分は債務を含め27億1389万9000円。早期に事業効果を発現させるため、優先的に整備を進めてきた上棚地内の既設ゆずりレーンを南側に1・9キロ延伸し、のと里山海道で最長となる3・4キロの「ゆずりレーン」区間については今春の完成、供用が見込まれる。
このほか、国直轄道路事業費負担金(能越自動車道「輪島道路」「田鶴浜七尾道路」)として20億3000万2000万円を計上した。