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建通新聞社
2020/02/20

【大阪】大阪市 架道橋下道路の代替施設案を公表

 大阪市は、JR東海道線支線地下化事業に伴う豊崎第6架道橋・中津町架道橋下道路の閉鎖に伴い、代替施設整備案をまとめた。区域内で、平面横断通路2カ所とエレベーター(EV)付き歩道橋2カ所を整備する計画で、2020年度から順次工事を進めていく予定だ。
 計画では、まず豊崎中公園付近にボックス構造の平面横断通路を整備する。線路の下を通るため、工事はJR西日本が担当し、4月ごろから工事に着手する予定だ。整備延長は約11b、幅員は約4b、高さは2・1bを予定している。
 これより西側に整備する歩道橋や平面横断道路については、22年度から市が工事を実施する予定。歩道橋には両端にEV+階段を設置する。歩道橋の設置場所は中津東公園前(横断長さ37b)と、府立中津支援学校前(横断長さ29b)。
 また、西側に位置する鉄道トンネル出入り口付近には、トンネル上部(ボックス構造)に平面横断通路を整備する。横断長さは約13b。
 市では16年12月〜17年1月、周辺住民や道路利用者を対象に代替施設に関するアンケートを実施。この意見を踏まえながら整備計画の検討を進めていた。

提供:建通新聞社