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　習志野市は18日、２０２０年度当初予算案の概要を明らかにした。一般会計の規模は、前年度比０・１％減の６３４億円。前年度予算を額にして８０００万円下回ったものの、過去最大だった前年度予算とほぼ同額をを計上。旧庁舎等解体事業（旧土木詰所等解体及び法面工事）で総額３億８９２０万円、第二中学校校舎改築設計業務委託で総額２億３９７２万１０００円の新規継続費（いずれも20〜22年度）を設定。また、新規事業として旧秋津幼稚園跡地活用事業、（仮称）向山こども園整備事業、向山小学校長寿命化改修事業、一般廃棄物処理基本計画策定事業等を盛り込んだ。
　一般会計以外の予算規模は、特別会計（３会計）が前年度比１・０％増の９２０億１８９９万８０００円、企業会計（ガス、水道、下水道）が同０・４％増の２４１億５９８０万円で、一般会計に特別・企業会計を合わせた予算総額は、前年度比０・９％増の１１６１億７８７９万８０００円。
　一般会計歳出のうち普通建設事業費は、前年度比０・７％増の88億２５９５万５０００円。内訳は、補助事業費が同12・７％減の12億９７７４万５０００円、単独事業費が同３・５％増の75億２８２１万円。
　一般会計では、旧庁舎等解体事業（旧土木詰所等解体及び法面工事）、第二中学校校舎改築設計業務委託以外に、（仮称）向山こども園整備事業設計業務委託で総額７６３１万円、一般廃棄物処理基本計画策定業務委託で総額８３６万円、農業振興地域整備計画改定業務委託で総額１７６８万８０００円、新消防庁舎建設関連事業訓練棟設計業務委託で総額１２６３万９０００円、向山小学校長寿命化改修設計業務委託で総額３７６５万円の新規継続費（いずれも20〜21年度）を設定。
　また、住民情報オンラインシステム費で限度額16億４０００万円（７年間）、本大久保第二保育所空調機器改修工事で限度額７３０万円（２年間）、鷺沼第三児童会施設賃借料で限度額９９３７万２０００円（11年間）、京成実籾駅・京成津田沼駅南口自転車等駐車場コンベア賃借料で限度額６９００万円（11年間）、道路照明灯賃借料で限度額１億１１１６万８０００円（11年間）、公園照明灯賃借料で限度額１億４６５２万円（11年間）、消防指令管制システム（個別整備分）賃借料で限度額４億６８５５万５０００円（11年間）、袖ケ浦公民館エレベーター改修工事で限度額１８７５万円（２年間）、谷津公民館エレベーター改修工事で限度額１８７５万円（２年間）、旧藤崎図書館エレベーター改修工事で限度額２０３０万円（２年間）の新規債務負担行為をそれぞれ設定。
　学校整備関係では、谷津小学校校舎改築事業（18〜21年度継続事業）の工事、大久保小学校校舎改築事業（19〜20年度継続事業）の基本計画策定及び基本設計を引き続き進める。大久保小学校校舎改築事業の基本計画策定及び基本設計は、教育施設研究所（東京都中央区日本橋本町３−４−７）に委託している。
　このほか、秋津幼稚園跡地活用事業には５１６３万円を計上。秋津児童会・放課後子供教室を21年度に開設するため、設計・工事を実施。高等学校施設整備事業には１億６８５７万４０００円を計上し、特別教室棟他の改修工事や第二グラウンド室内練習場の賃貸借などを行う。
　また、市街化調整区域約43haを対象にした（仮称）鷺沼地区土地区画整理事業には１億４２８９万９０００円を計上。現況・地区界測量、区画整理事業調査、地権者の合意形成、関係機関協議等を進めるほか、道路改良事業には１億８０３０万円を計上し、市道13−００１号線の道路改良工事を行う。
　一般会計以外では、下水道事業会計の津田沼浄化センター等包括的民間委託アドバイザー業務委託で総額１０２３万円（20〜22年度）、津田沼浄化センター改築工事委託（�U系水処理設備等）で総額７億２０００万円（20〜21年度）の新規継続費を設定する。