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　静岡市は、２０２０年度当初予算案を発表した。予算総額は６４２２億７３３０万円、前年度比３・２％増。一般会計は３２５３億円、前年度比２・３％増で過去最大の予算規模。そのうち投資的経費は４３２億５３８９万円。特別会計は２４０５億２６１０万円（前年度比４・８％増）、企業会計は７６４億４７２０万円（同１・９％増）。企業会計のうち簡易水道事業会計は１８５億９８００万円（同13・５％増）、下水道事業会計は４２８億２３００万円（同２・０％減）を計上した。
　主要事業では、第３次総合計画の「５大構想」のうち、静岡都心での歴史文化の拠点づくり、清水都心での海洋文化の拠点づくりの２事業で、歴史文化施設、海洋・地球総合ミュージアム整備などが動き出す。
　５大構想以外の主要事業は、市民文化会館リノベーションに向けた基本計画、アリーナ誘致へ向けた調査、追分大坪駅設置の概略検討、道の駅整備基本計画などに入る他、沼上清掃工場の基幹改修を本格化させる。下水道事業では、高橋雨水ポンプ場・雨水幹線、唐瀬１号雨水幹線築造を推進する。
　予算編成に当たり、５大構想実現へ向けた重点配分、人口活力維持・持続可能なまちの実現を図る取り組みの反映、教育・子育ての充実と災害対応力強化などの取り組みの反映が挙げられる。



提供：建通新聞社
（2020/2/19）

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