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建通新聞社(中部)
2020/02/17

【岐阜】各務原市の当初予算案 普通建設事業費に100億

 各務原市は、2020年度当初予算案を公表した。一般会計は対前年度比11・6%増の545億7000万円。各務原市の予算案規模(2020年度)工事が進む新庁舎建設に予算を付けた他、各種教育施設整備などによる事業費増加の結果、過去最大規模の予算となった。普通建設事業費は、同比41・2%増の100億5850万円となった。新庁舎の建設には43億8038万円を充て、21年度に高層棟の完成、22年度に全面完成を予定している。
 会計別に見ると、特別会計が同11・6%減の295億8620万円、企業会計は同154・9%増の101億1054万円。このうち水道事業が同0・4%増の39億7987万円、下水道事業は20年度4月に特別会計から企業会計に移行するため、皆増で61億3066万円となる。
 建設関連の主な新規事業では、急傾斜地崩壊対策に2094万円を付けており尾崎西1地域の測量設計をする。新那加駅周辺二期地区都市再整備に1680万円を付け市道那729号線の改良を行う。また特別支援学校整備基本構想・基本計画策定に1434万円を計上した他、新総合体育館整備における基本構想策定に1128万円を充て、既存体育館の老朽化などの問題を解消するために新総合体育館の建設に向けた基本構想を策定する。
 その他に鵜沼古市場遺跡D地区発掘調査に7929万円を充て犬山東町線バイパスの岐阜県事業分の遺跡を発掘調査する。また熊田山北古墳郡B地区の発掘調査に666万円を付けた。

提供:建通新聞社