大阪府と大阪市は、統合型リゾート施設(IR)の事業者公募で、応募者がMGM・オリックスコンソーシアム(MGMリゾーツ・インターナショナル/オリックス)の1者のみだったことを明らかにした。今後、4月ごろまで提案書類を受け付け、6月ごろに事業予定者を決定するスケジュールだ。
府・市では、IR事業者の公募に先立ち、事業コンセプトの提案募集を実施。これには同グループの他、▽ゲンティン・シンガポール・リミテッド▽ギャラクシーエンターテインメント―の計3者が提案していた。
IRの予定区域は、大阪市此花区にある夢洲の約49万平方b。建設予定地は売却せずに賃貸とし、貸付期間は35年程度。事業者への土地の引き渡しは、当初の計画より約半年間前倒しし、2021年秋ごろとしている。
提供:建通新聞社