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北陸工業新聞社
2020/02/17

【富山】富山産廃など4件議決/第179回県都市計画審議会 

 第179回富山県都市計画審議会(会長・細川俊彦弁護士)が14日、県庁で開かれ、富山市内の産業廃棄物処理施設など4議案を審議し、いずれも原案通り議決した。
 第3、4号は産廃施設の敷地位置。富山市八尾町保内3丁目9番(八尾中核工業団地N―9区画)では、喜楽鉱業(滋賀県湖南市石部口、小宮山茂幸代表取締役)が廃油の油水分離施設を増設。処理能力を64立方メートル/日から128立方メートル/日へ2倍に高める。建築物は計5棟898・82平方メートル、敷地面積8949・80平方メートル。
 ハリタ金属(高岡市福岡町本領、張田真代表取締役)は、射水市新堀34番10外の有価物用破砕施設を産業廃棄物用としても利用できるように用途変更する。廃プラスチック類の処理能力を347トン/日から531・8トン/日、木くずを545トン/日から835・6トン/日とする。がれき類は1467トン/日と変更なし。建築物は計11棟1万5080・78平方メートル、敷地面積4万4234・42平方メートル。
 第1号は、滑川都市計画道路の変更。滑川海岸線で起点位置を滑川市坪川に変更し、延長約3880メートル、幅員12メートルの2車線とする。漁港中野島線(約1580メートル、幅員16メートル)は全線を廃止する。
 第2号は、立山舟橋都市計画道路の変更として大窪米沢線、立山水橋線、富山立山線の3路線が対象。大窪米沢線は大日橋米沢線から名称変更。立山町大窪より以西の約2020メートル区間を廃止し、延長約1160メートル、幅員16メートルの2車線となる。立山水橋線(約1240メートル)は全線未整備で、計画幅員を9メートルに変更。富山立山線では終点位置を富山外郭環状線まで約330メートル追加し、延長約2960メートルとする。

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