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　柏崎市は１４日、２０年度当初予算案を発表した。一般会計は５０８億円で前年度比６・７％増。特別会計と公営企業会計を合わせた予算総額は８５７億２１４２万４０００円（同３・７％増）となった。
　一般会計の主な増加要因は、２０年度中の完成を目指す新庁舎関連事業費や、２カ年目となる防災情報通信システム整備事業など。性質別歳出予算額を見ると、普通建設事業費が１１６億１０１０万８０００円で前年度比３９・４％増。維持補修費は７億９０５１万６０００円となり、同１・６％減った。主な事業として保育園整備、白竜公園テニスコート整備、市営松波町住宅Ｄ号棟改修のほか、東中学校改築事業では実施設計費を盛り込んだ。また、老朽化が進むクリーンセンターの建替に向けて調査費を計上している。
　主な内容は次のとおり（（新）は新規事業）。
▽（新）デジタル予算書推進事業　３９０万円（予算、決算などの行政情報を統合データベース化）
▽保育園整備事業　２億４５９２万４０００円（公立保育園改築、大規模修繕）
▽ごみ処理施設建設事業　１７８５万円（施設建設に向けた調査）
▽道路新設改良地方道路等整備事業　３億５８１０万円
▽道路新設改良電源立地地域対策交付金事業　２億１１４９万９０００円
▽橋梁修繕事業　２億８０６６万９０００円
▽（新）市営松波町住宅Ｄ号棟改修事業　１億６４００万円（外壁改修、開口部複層化、給水設備更新など）
▽学校施設長寿命化事業　２億９１９５万円（半田小学校大規模改修２期工事、槇原小学校大規模改修・校舎棟増築工事設計など）
▽日吉小学校体育館等改築事業　１億９００万円（旧施設解体工事、跡地整備設計）
▽東中学校改築事業　１億３８３９万１０００円（校舎棟および体育館棟実施設計）
▽白竜公園テニスコート整備事業　１億９０００万円（人工芝全面張替、ナイター照明ＬＥＤ化など）