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建通新聞社(静岡)
2020/02/17

【静岡】静岡県浜松市 当初予算案アクト改修に5億など

 浜松市の2020年度当初予算案は、持続可能な開発目標(SDGs)推進の観点や「戦略計画2020基本方針」の重点化テーマ「多様性とイノベーションで理想の未来を創造」に基づき、「若者がチャレンジできるまち」「子育て世代を全力で応援するまち」「持続可能で創造性あふれるまち」の三つの施策に重点を置いた予算編成とした。産業力の強化や子育て・教育環境の向上、健康寿命の延伸や防災・減災対策、交流人口の増大、公共施設やインフラ施設の適切な維持更新など直面する課題に的確に対応していく。
 建設関連の事業では、市民音楽ホール整備に41億5835万円を盛り込んだ他、アクトシティ浜松の改修に5億9825万円、四ツ池公園陸上競技場第2種公認更新に6億8299万円、天竜B&G海洋センター改修に1億9744万円、天竜新清掃工場整備に50億2590万円を計上した。
 福祉施設関連は、私立保育所施設整備への助成に8億6497万円を配分。学校関係施設では、可美小学校改築工事や神久呂小学校と西部中学校の改築設計などに10億4629万円を計上した。
 消防・防災施設は、西消防署庄内出張所建設工事に2513万円、浜松第9分団庁舎移転改築工事に1355万円を計上。災害対策関連として、応急救護所へのマンホールトイレ整備に1億0428万円、災害情報伝達手段整備に12億4348万円を盛り込んだ。
 一方、土木関係では、北区新都田で整備を進める「新・産業集積エリア整備事業」に2億4318万円、三遠南信自動車道関連整備事業に17億9260万円を計上。橋梁・トンネル長寿命化事業に28億8150万円、都市計画道路整備事業に9億9008万円、市民要望に対応した道路河川整備に39億7743万円の配分も行った。
 その他、西部排水機場長寿命化に2億6576万円、浜松城公園長期整備構想推進事業に6168万円、市有施設の照明LED化推進事業に1億1298万円を盛り込んだ。



提供:建通新聞社
(2020/2/17)

建通新聞社 静岡支社